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弁護士に預けたお金は、弁護士個人への差押えから守られるのか
相続・家族
依頼者から預かったお金を入れている弁護士の口座が、弁護士自身への強制執行で差し押さえられた。最高裁は「預り金として分けて管理している」という主張だけでは足りないとして、高裁の判断を破棄した。 -
マンション共用部分の水漏れ、管理組合は「占有者」にあたるか
不動産
マンションの外壁や床下の亀裂による漏水で、被害を受けた区分所有者が管理組合に賠償を求めた事件。最高裁は、管理組合は特段の事情がない限り共用部分の占有者に当たると判断し、原審を破棄して差し戻しました。 -
参道の上にホテルが建つ土地は、固定資産税が非課税になるか
憲法・行政
寺の本堂へ続く参道の上に、17階建ての賃貸商業ビルが覆いかぶさっている土地。この参道部分が固定資産税の非課税対象になるかを争った訴訟で、最高裁が大阪高裁の判断を退け、課税を適法とした事例。 -
「あるとも無いとも答えない」不開示 最高裁が高裁判決を破棄
憲法・行政
死刑執行に関する文書の開示請求に対し、国は文書があるかどうかも答えずに拒否した。名古屋高裁はこれを適法としたが、最高裁は肝心の点を判断していないとして破棄・差戻しを命じた事例。 -
最高裁に出された離婚の訴状 なぜ移送されず却下されたのか
相続・家族
離婚を求める訴状が、管轄のない最高裁判所に提出された。最高裁は管轄裁判所へ移送せず、訴え自体が訴訟上の信義則に反するとして却下した。代理人の弁護士が同じ行為を繰り返していたことも考慮されている。 -
未払いの一時金は「不法行為」で請求できるか 最高裁の判断
労働
会社が労働契約に基づく一時金を支払わなかったとき、労働者はその額を不法行為による損害賠償として請求できるのか。最高裁第二小法廷は、契約上の金銭債務の不履行にとどまり不法行為は成立しないとして、原審の判断を破棄しました。 -
成年後見を使うと警備員でいられない規定は違憲、ただし賠償は認めず
憲法・行政
保佐開始の審判を受けたことだけを理由に警備員を辞めさせられた男性が、国に慰謝料を求めた事件。最高裁大法廷は、当時の警備業法の規定は憲法違反だったと認めながら、国会の責任は否定した。 -
亡くなった母の刑務所の記録は、遺族の「個人情報」なのか
憲法・行政
刑務所で同室者からいじめを受けたとされる母の調査記録を、子が自分の個人情報として開示請求した事案。最高裁は、記録から子を識別できない以上、子を本人とする保有個人情報には当たらないとした。 -
本人が亡くなった後に裁判をやり直す 日野町事件の再審開始が確定
刑事
無期懲役が確定し、その後に亡くなった人について、裁判をやり直す決定が確定しました。最高裁は検察官の特別抗告を退け、警察が検察官に送っていなかった写真のネガを新証拠と認めた原審の判断を是認しました。 -
市の要請でヒグマを撃ったハンター、猟銃許可の取消しは違法
憲法・行政
市から要請を受けてヒグマを駆除したハンターが、猟銃の所持許可を取り消された。最高裁は、その取消しは重すぎて裁量権の逸脱・濫用にあたり違法だと判断しました。